毎日更新を目指して居たのが早速途切れてしまいました。
丁度三日で途切れてしまったので、これぞ三日坊主と言わざるを得ない。
でもまぁ、だからといって特に誰に怒られる訳でもない事も知っているので、特に反省もしないでおきましょう。
人間怒られたときに反省すればいいのです。
まぁ、なんで書けなかったかと言うと、主に飲み会があったりなんだりして、帰ってきたらバタンキューと煮崩れたジャガイモのように即寝していたからです。
その時に研究室の後輩に「先輩の小説がUSBに入ってて、僕見ちゃったんですけど…あれは小説の体を為してないです!言わせてもらいますが!」と激しく糾弾されてちょっと泣きそうでしたよええ。
まぁそりゃ稚拙なものである自覚はありましたけどね、何が問題って、俺USBを二つほど持ってて、それぞれに別々の雑文を色々と入れてあったりするので、どれについて怒られてるのかがわからないw
曰く、「淡々と情景を書いてるだけじゃ小説とは言えないです!」と仰ったんだけども、どれの事だろうなぁ…。
こないだ書いた私小説な短編かもしれないし、今書こうとしてるミステリー話の出だしの部分を色々と捏ねてるうちの一個だろうか…
当の本人がどれの何だったかをいまいち覚えてないと言うのがまたタチが悪い。
でも、彼の言わんとしてる事もわかる。つまり面白くないと言われたのだから、そこはやはり力不足な訳だから、真摯に受け止めて改良に励みませんと。
でも、そう酒の席で急に言ってくる事無いじゃない…?
閑話休題
最近、というか今さら村上春樹を読んでいます。
様々な所で引用されているのを見るし、有名人故に色んなところの書評とかを知っていたけど、結局読んでなかった。
有名なのは1984、風の歌、ノルウェイにしろ全部長編で、ちょっと重い。それに、なーんか西洋かぶれ感を感じてて、日本の古典文学研究なんぞをしてる僕的には凄いしゃらくさい感を感じてまして。
僕ねー、文学者気取りですけど結構有名なのは読んでないんですよー。
根がオタクなので、好きなジャンルばーっか読んじゃうんですねー。
と、言う訳で読んでなかったんですが、去年小学校で仕事してた時に、その学校の図書室に薄い文庫本が置いてありまして。
「レキシントンの幽霊」という短編集でして、図書の授業で子ども達に読書させている間に、僕もひょいとそれを持ち出して読んでました。
正直、心躍り体が震える程の面白さ、は感じなかったんですが、文体が軽くてひょいひょい読めてしまう。それでいて品があって、情緒のかほりがする。春樹風に言えば「ハイソでセンシティヴで、クールでキュートな」感じの作品だった。
というので、彼の短編と、あとエッセイを買い占めてきまして、積読タワーの最上階に追加しました。
僕は個人的には、こういう所謂「センシティブ」な文章よりかは、直木賞的ミステリー、元を辿れば太宰や乱歩、詩人ならば宮沢賢治よりかは中原中也的な、強烈な指向性というか、アジテート性を持った、力強い作品の方が好きなんですがねー。
こういう仄かに匂い立つ「文学のかほり」がするのも、いいかもしれません。
あと、彼のエッセイでジム・モリソンを始めとするロッカーを崇拝してたらしいと知って、ちょっと好きになりました。
ロックンロール的泥臭さと男臭さってのと、村上春樹ってのがちょっと意外な接点だなと思ったのは僕だけでしょうかね?
そんな日常です。
あ、録画したまままを見ねーと!