最近のマイブームは旅行と書いています。どうもみぎたです。
と言っても、最近の僕的マイブームなだけで、所謂「旅人」を自称出来る程の経験が積めてないのですが、生活範囲の移動手段のメインが車なので、よくドライブに行きます。
最初は近所の道をするすると、小一時間程度流す感じだったけれども、そうすると家の周りの道はもう大体見慣れて来る訳です。
人間は見慣れぬ土地に無意味な憧れを抱く冒険者だとか何とか。
そうすると自動的に、移動範囲が広がって行き…
てな感じで、思いつきで名古屋まで行ってきたり、その三日後に石川県の東尋坊を見に行ったりとか、そんな感じで最近よく旅行をするわけです。
やってて思うのは、旅行好きな人って二種類居るのかな、と思うのです。
旅先の環境に馴染む人間と、馴染まない人間の二種類かなと。
これは多分、周りに影響され易いか、され辛いかってのと関わる気がします。
例えば、旅先で偶然出会った地元のおばちゃんに良くして貰ってオニギリを頂き、旅館の女将にお勧めの観光地を教えてもらい、観光地では写真を撮ってくれと美女に頼まれ、それをきっかけに美女とねんごろになり、旅館で爛れた関係に…
なーんて事になるのは、恐らく前者のタイプじゃないかなと思うんです。ほんとに居るのかどうか知らんけどそんな人間。
これは、旅先に馴染むというか、なんというか、旅行中という状態が、通常時の自分を良い感じに変化させていると。上手い事その効能を発揮しているというか。
そう考えると、僕は多分後者ですね。
旅行中でもあまりテンションが上がらないというか、それほど非日常感を感じないというか。
まぁ、多分僕の、思い立ったら鞄に下着だけぶっ込んでとりあえず車に乗り込む、という旅行の仕方がイカンのだと思うんですが。
これがチケット取ったり宿の予約取ったり、当日の移動を事細かに計画とかしてたりすると色々と盛り上がってくるとも思いますが。
それじゃお前旅行向いてないだろ、損してるだろ、となるのですが、僕としてはそーでもない気がしますね。
テンションが上がらないという事は舞い上がりもしないと言う事なので、過度な期待もしなくなります。
そうすると、小さな事にも感動できるし、絶景を見れば想定の何倍も感動出来るし。
あと、旅先で不安にもならなくなります。
「ヤバい!宿取ってない!」とか「やべ!道迷った!」とかでも「ま、いいや」というケセラセラ精神で動けるし、無理して観光名所全部見て回ろうとかも思わないので、自分のペースが守れるというか。
まぁそうすると、「旅行者として舞いあがってる感」てのが出ないので、旅先での出会いとかが少なくなる気がします。こう、キラキラ感が無くなるんでしょうね。
そんなこんなでGWです。元々、外国に行こうと思ってましたが行けなくなってしまいました。
だがしかし、車でどこかに遠出するにしても、どこもかしこも道は大渋滞である。
さて、どうしたものか。
海辺で海岸に寝っ転がって本をずっと読んでたいなー…